EDAT
4〜6月

4月の名古屋大会での対戦結果を踏まえて、戦法変更のための楽しい作戦会議。

名古屋のようにパワータイプが主流だった相手プレイヤー達に対しては、
今までの戦法が有効に働くため、 戦法の組み方自体が悪かったとは思っていないが、
特にスピードタイプのキャラクターで、リバースが返ってこない、乱戦にならないといった
「堅い戦い方」を相手にされると 勝てなくなってしまうということがわかった。
これの対策として新しい戦法を考えるのだが、「堅い戦い方」へ対抗するためだけではなく、
どのプレイヤーのどんな戦い方にもちゃんと対抗できるような戦法を考える。

今までの戦法で相手に被害を与える主な攻撃は、処理落ち外し、ボスアタックLV2、気絶LV2など、
発動させるには相手の力(状態)を何らかの形で利用しなければならないもの。
このような、相手の状態をきっかけに仕掛ける攻撃技というのは威力はあるのだが、
堅い戦い方をされると、仕掛けるチャンスが少なくて、勝つための手段としてはあまり役に立たなくなる。
だから、それに代わる攻撃として、相手の力を利用しなくても発動可能な攻撃技のなかで、
できるだけ強力なものを戦法に組み込みたい。

そのような、自分の状態をきっかけに仕掛ける攻撃技の中で、現状でいちばん強い攻撃技はLV3フィーバー。
ということでLV3フィーバーを積極的に使える戦法を考える。
行動基本軸を331型にして、主力攻撃をLV3フィーバーにしてやれば
LV3フィーバーをたくさん使えるようになるけど、前にも使っていたことのあるこの設定は、
オーブが来ないラウンドに当たってしまった場合、何もできなくなってしまうという大きな欠点があった。
それが原因で大会で負けたこともあるので、
新しい戦法でも、主力攻撃はオーブの出る出ないに関係なく定期的に使っていける攻撃技(斜軌道LV2)に設定し、
LV3フィーバーはオプション攻撃として使っていくようにする。
そうなると、主力攻撃用のLV2を定期的に使いつつ、
オプション攻撃用のLV3も頻繁に使えるようにしなければならなくなる。
これを現実的な戦法として成立させるゲージ運用方法は1つ。
「難しくてできないから」という理由で使っていなかった行動基本軸、321型を使えるようにすること。
これで新しい戦法のできあがり。

―戦法の変更
321型の行動基本軸に、前の戦法で使っていた主力攻撃とその他オプション攻撃をそのまま乗せ替えて、
そこへLV3フィーバーを付け加える。

―実際に頭の中で行なう行動プログラムの変更
・LV3までゲージが溜まるまでは主力攻撃を使わないようにする。
・ゲージがLV3まであるときに警告[!!]が出たらLV3の溜めを開始する。
それ以外は前の戦法と同じ。

4月の大会以降、東京での対戦で新戦法を使っているわけだが、
主力攻撃とその攻撃サイクルが変わらないから変更自体に戸惑うことはなかった。
321型も、たまに間違えることがあるけど、昔に初めて使ったときほどひどくはなく、
すぐにちゃんと使えるようになるだろうと思える程度。
でも、「堅い戦い方」をするプレイヤー相手にLV3フィーバーを使っていくにあたって、
問題点があることにすぐに気づいた。
LV3フィーバー発動直後のLV3送り返し。
相手のゲージがLV3に達していないときだけを狙って使っていくのでもいいのだけど、
ちょっとややこしい。

新戦法を組んで使い始めた頃はLV3送り返しの対策が見つからなくてずっと考えていたのだが、
じゅんいちさんと対戦したときに聞いた連爆作成の技術をうまく使えば
相手のゲージがたまりきる前に追い込むことができるかもしれないと思えるようになった。

でもこの戦法は現時点ではまだ手ごたえがつかめていない。