EDAT
9/22、9/23 新宿、富山高岡

大会参加者は16人。
4人ずつのトーナメントから2人ずつ勝ち抜け、8人でトーナメント。
トーナメント戦ではハイレベルで面白い試合がたくさんあった。
いつきさんとmgdさんの試合など、ビデオ撮影台でなかったのが悔やまれる対戦もあり、
見ごたえのある試合の数は名古屋の大会よりも多かったと思う。
自分の次の相手が決まる準々決勝や準決勝での他のプレイヤー同士の試合では
久しぶりに後ろで見ているだけで緊張した。

最近になって、ティンリンカーを使ったときの勝率が高くなっている。
スプライツを使っているときに比べても明らかに勝率がよく、
前の週の東京での対戦では、F.Aさんを含む東京の対戦メンバー相手に大したピンチにもならずに勝ち続けて
初めてティンリンカーによるカウンターストップを達成した。
スプライツ使用時と比べて、防御力、特にボスアタックに対応する能力と、
長期戦耐久力が劣っているが、攻撃力はスプライツよりも高くなっている。
使い方はスプライツよりもずっと単純で、ゲージはすべてLV2で使って攻撃ザコとの複合で攻め、
ところどころに高速プチフェアリーを混ぜていくというもの。
高速プチフェアリーを当てやすくするためのテクニックがいろいろできるようになっているので
命中率が結構高く、一発逆転ができる。
カウンターストップまでの勝ち数が18ということからも、
短期決戦およびストレート勝ちが多く、攻撃で相手をねじ伏せていたことがわかる。
(スプライツ使用で3ラウンド制の場合、いつもは12〜13連勝でカウンターストップする)
ほんとうにティンリンカーで大会に出た方が楽に優勝できるのではないかと思ってしまうくらい。

大会の10日ほど前に開発した新しいテクニック。
現在のスプライツの戦術では、「LV2を定期的に使いつつLV3も頻繁に使う」というゲージ運用をしているが、
当然ながらLV2を使ってからゲージがまた溜まるまではLV3が使えなくなる。
その間にオーブが来てしまったのではLV3フィーバーが使えない。
または逆に、警告 [!!] が出たからLV3を溜めたのに泡ザコだったということもあった。
この問題を解決するために考えた「警告内容の事前察知」。
これは次に出る警告 [!!] がオーブなのか泡ザコなのかを予測するテクニックで、
これを使えば上記のようなゲージの無駄を大幅に減らすことができるようになる。
次の警告で泡ザコが出ることがわかっていれば、そのまた次に出る警告までにゲージをLV3まで
作りなおすことができるので、LV2を使った主力攻撃を使ってしまっても問題ないし、
逆にオーブが来ることがわかっていれば、主力攻撃を使うタイミングがあってもそれを使わずにゲージを温存し、
オーブが来たときにLV3フィーバーを確実に発動させることができる。
今回の大会で優勝できたのは、先の展開を読みながらゲージ運用ができるこの技術のおかげ。
大会の試合では戦術が完璧に機能し、LV3フィーバーを連発してラウンドを落とすこともなく勝ち進むことができた。

503がスプライツで現在の戦法を使用していたなら、これほど役に立つテクニックは無いのだが、
他のプレイヤーや、自分が別のキャラクター使用のときに使ったとしても、
まったく先が読めていない状態で戦うよりは多少は楽になるかもしれないが、それほど重要な意味を持たないと思う。
実際、自分がティンリンカーを使っているときはこのテクニックを使用していない。