EDAT
11/24 新宿

常連プレイヤーの中に不参加者が何人もいたのに参加人数は16人までいった。
同日に別の格闘ゲームのイベントがあったため、スプライツの大会は3時間以内に終わらせる必要があったが、
大会形式がトーナメント戦だったおかげで試合数が少なく、時間の余裕はかなりあった。
1回戦だけ対戦台2セット同時進行で、2回戦以降はビデオ撮りができる片方の台だけで進行。
ビデオ撮りしていない方の台で1回戦敗退したプレイヤーで、大会終了後まで残っていたプレイヤーは
プレイを記録するためにビデオ撮りの台の方でエキシビジョンマッチも行なった。

ティンリンカー使用で大会に出るのは初めてではないが、
今までと違って今回は大会のために本気で使い方を考えて、ある程度動きを完成させてあった。
高速プチフェアリーも、作り出すための新しいやり方も見つけ、コツも掴んだし、技術も向上した。
普通のプチフェアリーもいろいろな送り方を考えてあった。
スプライツよりも戦術のパターンが単純で、溜め撃ち主体で連射をあまり必要としないこのキャラクターは操るのが楽。

前回の名古屋で感じた防御力の低さと同じく、心配だった長期戦耐久力だが、
大会前日の対戦のときにF.Aさんのペンテル相手に270秒以上のラウンドを勝ち取ることができ、
それで自信をつけることができていた。
パワータイプ同士の対決でここまでラウンドタイムが伸びたというのは 結構珍しいのではないだろうか?

大会では勝つには勝ったが、練習していた技術がほとんど活かせていなかった気がする。
フィーバー中に画面上に張り付いて連射中に編隊ザコに引っかかることが何度もあったし、
溜め撃ちが思った方向に飛ばせなくてやられてしまうこともあった。
試合の中では高速プチフェアリーの完成品といえるものはひとつも作れなかったし、
それ以外のものも作ったとしても命中させた憶えがない。
試合の勝ちパターンとしては、攻撃力を爆発させて一気にねじ伏せるか、
相手のミスによってラウンドを拾うといった感じになっていた。
大会前の最後のVIGAさんとやった野試合が一番いい動きができていたかも 。

富山大会と同じくマイク実況がある。
自分がやることになるだろうと思っていたので、他の人の野試合対戦とか見ながら少しは練習していたが、
やっぱり思ったとおりにはいかず。言葉が出てこない。
途中から代わってもらったVIGAさんが非常にうまくやってくれたので助かった。

対戦台が2つあったので、大会開始前、大会後の野試合では
常連メンバーおよび顔見知りの遠征者たちは片方の台だけを使って
もう片方の台はそれ以外の参加者、観戦者のために空けていたのだが、
どうもそちらの方の台の回転が良いとは言えなかったような気が。
せっかくの機会だから対戦を楽しんで欲しいところだけど、常連メンバーが促すのもちょっと気が引ける。
「キミたちはこっちでやってね」って感じになってしまいそうで難しい。

大会後の野試合では、あることが気になってしまっていたせいでまったく集中できず。
ティンリンカーはそれなりに動いていたと思うけど、スプライツを使ったときなどは
心ここにあらずといった感じで適当に連爆してこなしていただけのようになってしまった。
負けてばかりというわけではなかったが、自分の中では納得がいかない。面白くない。
スプライツを使うときは、戦術を遂行するための集中力がものすごく必要なため、
精神状態が安定していないと、思ったとおりの動きができなくなってしまう。